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昨年の映画観客動員数では、邦画が洋画を上回ったとだいぶ前の新聞に書かれたあった。

最近見てないけど邦画も面白くなったのか?と思い、年末から邦画ばかり20本程レンタルしてきたけど、・・・。

古くは『しこ踏んじゃった』にはじまり、数年前の『ウォーターボーイズ』の二番煎じ、三番煎じのマイナースポーツ、地味目のクラブ活動の「がんばろモノ」には辟易とした。

かと思えば、ヒロイン死んでの「純愛モノ」はもっと見ていて辛く、映画の質が上がったわけじゃないんだね日本映画復活って。

テレビや出版との連携が上手くなり、単にあおられている人が多いだけか、洋画に面白いのがなかったのか?って気がした。

そんななかで、見てよかったものを3本。

『間宮兄弟』
森田監督は『家族ゲーム』以来のファンだけど、久々の傑作だと思う。
どっかにいそうで、でも簡単には見つかりそうも無い二人の兄弟。
いい年した男のファンタジーってかんじ。見終わって気持ちが暖かになる。

『花よりもなほ』
是枝監督は前作『誰も知らない』ではじめて知ったが、映像を見る限り手抜きが無く、映画つくりにとてもまじめな人なんだろうなと勝手に想像している。主役、脇役の輪郭がしっかりしていて皆生き生きとしている。脚本が監督本人になっていたけどオリジナルならば、この人に山本周五郎賞を与えてほしい。
それにしても宮沢りえってすっかり時代劇の人になったなあ。

『ユリイカ』
これは昨年の作品じゃないけど、Gyaoでやってたんで数日前にタダ見した。青山監督だから多少地元びいきもあるけど良い作品だと思う。
CM入れると4時間近くて普通途中で投げ出すんだけど、飽きさせない。役所広司をはじめ宮崎兄弟、斉藤陽一郎、光石研、みんな上手いんだよなぁ。
同じ役所広司の『THE有頂天ホテル』を見た後だっただけに、役者を生かすも殺すも演出家次第だなとあらためて思った。
(三谷幸喜って演劇はあんなに面白いのに)

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昨年行ったFP研修で講師の人が「これからますます入院日数は短くなっていくでしょうね」と言われていた。

「なぜなら、医療技術の発達もあるのだが、診療報酬が短期入院の方がが有利になっているから」

わたしはそこで初めて知ったわけだが、14日を越えると同じ入院でも診療報酬が下がってしまうというのだ。

診療報酬が下がれば病院の収入が減ってしまう。
病院経営上は同じ人を30日入院させるより3人に10日ずつ入院してもらった方が効率がよいってことになる。

もちろん、瀕死にあえぐひとを放り出すような事は無いだろうけど、そこそこ良くなれば、退院を迫るなんてことはよく耳にする。

昔だったら一ヶ月入院してたような病気でも今じゃ2,3週間で退院って聞いてびっくりすることがある。とても家じゃ看病は無理だから小さな病院に入れてもらう人も少なくない。

それで、ちょいと診療報酬を調べてみたら、これって医療政策の反映そのもの。

行政が政策を具現化するための道具。当たり前か、金の出所だもんね。診療報酬で病院をコントロールしてるわけだ。

14日を越えると診療報酬が下がるって言ったけど、正確には入院基本料への428点の加算がなくなるのだ。15日~30日は192点加算で、それを過ぎると加算なし。

(ちなみに入院基本料も平均入院日数や看護士の配分で3区分されている。)

ネットで当たった構造改革の審議会の議事録には「もっと短くしなければ」というような事をお偉いさんが語っていた。

数年前見た資料では、日本の平均入院日数一ヶ月弱に対しアメリカやイギリスの平均入院日数は7日くらいだったように思う。

目指すはその辺の数字なんだろうな。
それで医療の質が下がらないならいいんだけど、上っ面だけ真似されるんなら、昨年大活躍のお笑いコンビに突っ込んでもらうしかない。



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